介護用オムツについて
私たち人間は生まれたときからオムツに始まり、
人生の最後もオムツのお世話になるようです。
例えば、手術の時にも一時的にテープ付きのオムツを用意するのが普通になっていますね。
(以前はT字帯というものを用意していたのですが・・・)
テレビCMなども、大人のオムツが身近に感じられる時があります。
それは、パンツタイプの薄型で、外出時にトイレが間に合わなかった時のために
着用している場面でした。
2021年4月には介護報酬が改定される予定です。
出来るだけオムツを着けないように、排泄の自立を推進しています。
尿意や便意を感じてトイレに行き、排泄をする。
この行為は、人間の尊厳を守る基本的な欲求で、排泄したあとの爽快感は、
大変気持ちの良いものです。
逆に失禁したり、排便が間に合わなかったりした時、本人は大変気まずい思いをします。
母親を近隣の温泉に連れて行った時のことです。
私の前で母親が衣類を脱いでいた時、ポトンと床に大便が落下してきたのです。
思わず、私はビニール袋に取り、床を拭き取り、何げない風にやり過ごしましたが、
どうみても、母親のものでしか考えられません。
そっと聞くと、自分ではないと・・・。
下着は汚れておらず、本当にビックリしました。
また、ある時は尿モレ用のパットを念のため、どれがいいか選んでもらいましたが、
本人はティッシュペーパーをたくさん取り、パット代わりに使用していたのですが、
老人保健施設の個室のトイレを詰まらせたようで、
お叱りを受け、使用禁止になりました。
その後は、流せるティッシュペーパーを用意するようになりました。
自宅にいる時にもそのようなことで、
トイレの詰まりが頻回で大変な時期もありました。
省エネ用のトイレに変えると、水量が少なくなり、詰まりやすいと言われました。
皆様ご用心をしてください。
孫のウンチもオムツを外し、便だけトイレに流します。
少しでも臭いを少なくするために行っています。大人の場合は、軟便だと難しいですね。
また、介護施設等では、そのようなことは手間暇かかり行いません。
できるだけ、スキンケアに時間をかけるようにしています。
ハクゾウはくパンツ | ハクゾウはくパンツ スリムタイプ | |
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写 真 | ||
主な特長 | ・股間部のゴワつきをなくし、スッキリ快適なはき心地。 ・後ろ側にサイズを表記、サイズとパンツの前後が ひと目で分かる。 ・立体ギャザーの位置を左右に広げ、高くし、 しっかりガード。 ・全吸収量 約830mL |
・すっきりうす型でモコモコしない、 下着のようなはき心地。 ・のびのびソフトギャザーにより、片手でも上げ下げが 簡単。 ・全面通気性シートでムレ・カブレを抑えます。 ・全吸収量 約470mL |
便意の場合は、朝、起きて食事を済ませた後などに
大きな便意を感じる波があります。
これをできるだけ逃さずトイレに行くことができ、次の便器に座る時には、
腹圧がかかりやすいように腰をまっすぐに垂直にすることが大事です。
この時は、足の裏が床に着いていないと腹圧がかかりません。
また、日本のトイレは本当にすぐれもので、排便後の洗浄機能や乾燥機能まで付いております。
手が不自由でなければ、活用ができます。
ハクゾウテープ止めタイプ | |
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写 真 | |
主な特長 | ・マット中央部を低くした尿パッド用ポケットが、尿パッドのズレから生じるモレを防止。 同時にポケットの効果で股間部のゴワつきを解消。 ・お尻をしっかり包み込む形状に改良し、ぴったりフィットしてモレを防ぐ。 ・立体ギャザーの位置を左右に広げ、尿モレをシャットアウト。 ・全吸収量 S:約800mL、M:約1,100mL、L:約1,400mL |
地球に優しい大人用パンツを考える時期にきていると思います。
トイレに便とオムツを分けて便のみ流せるようにする便利なものができれば良いなと思います。
マンション等の台所の生ごみは細かくし、下水に流せるようになっています。
私は、貸農園で畑を借り、野菜作りをしていますが、そこでとれた野菜のくずは、
もとの畑の肥やしにするように努力しています。
小さなエコロジーですが、少しでもゴミを減らし、流す水をキレイにしたいと思うこの頃です。