マスクの性能について
作成日:2020年04月07日(火)
皆様が感染予防で着用されているマスク😷ですが、
みんな同じに見えても性能に違いがあります。
マスクの箱に「BFE:99%」「PFE:99%」などと書かれていることがあります。
「99%」って、どういう意味??なんて思ったことありませんか?
これらは、一般財団法人カケンテストセンターという試験機関で行われています。
試験項目 | 試験内容 |
---|---|
BFE試験 | 細菌濾過効率細菌を含む粒子(約3マイクロメートル)が除去された割合(%) →主に花粉や細菌レベルの粒子を99%除去できている。 |
PFE試験 | 微粒子濾過効率試験粒子(約0.1マイクロメートル)が除去された割合(%) →主にウイルスレベルの粒子を99%除去できている。 |
人工血液バリア性 | 疑似血液を一定の圧力で透過したかどうかの試験。マスクの強度を計測します。 →マスクの内側への血液の透過有無を肉眼で観察。強さは3段階。透過しなければ合格。 |
圧力損失 |
マスクの呼吸のしやすさを表すための試験。 |
これらの試験が書いてあるマスクは、上記試験を行っているという証明にもなります。
ちなみに箱には記載していませんが、
下記のような試験を行っているマスクもございます。
試験項目 | 試験内容 |
---|---|
燃焼性試験 | 燃焼性の試験。一定条件でマスクに炎をあて、燃え広がる速度を測定。 →クラスは3段階。クラスが低い程、燃えにくい。 |
遊離ホルムアルデヒド試験 | 液相抽出により抽出されるホルムアルデヒド量を評価する試験。 →過度のホルムアルデヒドが使用された衣料品などを着用した場合、粘膜刺激や皮膚アレルギーを生じる危険がある為、「遊離ホルムアルデヒド試験」を行うことで、事前に察知します。 |
是非、マスクを購入する際の目安にしてみてください。
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